Qヒートはハウス外面に塗布することで光合成に有効な光を多く透過し、温度上昇に影響を与える熱線:NIR(近赤外線)を選択的に反射するため、
ハウス内の温度上昇を抑え、植物の光合成に必要な最適な光条件を作ります。

■用途:ハウス塗布用遮光剤
■利点:
・熱線を反射する遮光剤
・幅広い被覆材に対応
・専用除去剤(リムービット)で簡単で綺麗に剥離
■規格:13.5L 15kg
■適用作物:トマト、キュウリ、ナス、パプリカ、イチゴ、レタス、キャベツ、ネギ、大葉、葉物、キク、バラ、ガーベラ、カーネーション

光合成に必要な光を取り入れ、熱を反射する遮光剤 !

植物に必要な光を多く届ける

太陽から地球に到達する光線は幅広い波長があり、
その中で植物の光合成に必要な波長は400~700nmでPAR光線(光合成有孔放射光線)と呼ばれます。
QヒートはPAR光線を多く透過することで、植物の光合成を助けます。

温室内の環境改善に貢献

植物に必要な光は透過する一方で、NIR(近赤外線)は多く反射します。
その結果、ハウス内の温度上昇を抑えることができます。

幅広い被覆材に対応

ガラス、農ビ、ポリエチレン、ポリカーボ、アクリル、フッ素フィルムに使用できます。

Qヒートの効果

下記のグラフはQヒートを10aあたり3缶塗付した菊のガラス温室の測定結果です。
比較対象温室の日中ハウス内温度が38℃のとき、Qヒートを塗布したハウスでは31℃でした。
※温度の低下は条件によって異なります。
また通常の白色遮光剤は、NIR(近赤外線)とPAR(光合成有効光線)を同程度遮光してしまうため、ハウス内が暗くなってしまいますが、
QヒートはPARを多く透過するため、ハウス内の温度上昇を抑えつつ、明るさは保ちます。

Qヒートの使い方

・目標とする遮光率によってQヒートの使用量を決めます。
・希釈タンク投入前に原液を棒などでかくはんしてください。
・塗付するハウス外面が汚れていたり、濡れていたりすると付着が著しく低下します。
 そのため晴天時に汚れのない乾いた状態で吹き付けるようにします。
 また吹き付け後、速やかに乾かす必要があるため、前後の天候に注意をしてください。
 (吹き付け後、約2時間で乾きます)

詳しいQヒートの使い方、吹き付け作業準備方法につきましては、資料をご確認ください。

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