株式会社ジンボ・アグリアート・モダニズム
1つにまとめて管理・シンプル&低コストで理想の栽培環境を
栃木県小山市で大玉トマト、ミニトマトを栽培する株式会社ジンボ・アグリアート・モダニズムの神保謙太郎さん。複合環境制御システム「エアロビート」を導入し、65aのうち32aのハウスを管理しています。実際に使用してみて思った事、これからへの希望などお話を伺いました。(2018年9月4日 時点)
- 所在地等
- 栃木県小山市
- 面積
- 65a(大玉トマト55a、ミニトマト10a)
- 栽培作物
- 大玉トマト、ミニトマト
エアロビートを導入されて1年ということですが、以前はどのような管理をされ、どのような課題を感じていましたか?
以前はハウス内環境測定装置を導入しており、温度、湿度、CO₂などのモニタリングをして、それぞれの制御盤を個別に動かしていました。それらを一括で管理できる物があったらいいなと思っていたタイミングで、イノチオからエアロビートの話を聞き、複合環境制御、多区画管理ができることに魅力を感じたのでやってみようと思いました。
スマートフォンを使った遠隔操作についてはいかがですか?
従来は遠隔操作でなく、圃場に行って手動で毎日設定する手間がありました。今は遠隔操作アプリを使い、出かけている時はスマートフォンからハウス内の状況を確認しています。いつでも確認ができるようになったので、安心して出かけられるようになりました。以前は気になって、出先から電話でハウスにいる人に説明して状況を確認していましたが、電話を受けている方にもなかなか伝わらず、大変だったので、とても助かっています。
エアロビートを他の生産者の方に勧めるとしたら、どのような方に勧めますか?
複数のハウス全てに環境制御システムを導入したいと考えている方には良いと思います。多区画制御ができるので、センサと制御ユニットを増設すれば、導入コストを抑えることができます。私も将来、隣にハウスを建設する計画があり、今のエアロビートを拡張して使いたいと思っています。少しハウスが離れていると接続が難しいようなので、要望として、100mくらい離れた所でもエアロビート1台で制御できるようになったらありがたいです。
培地重量センサ「スラブサイト」をエアロビートと連携することで、ハウス内環境と培地重量を同一グラフに表示し、比較検証が可能となります。
物の状態を見ながら要望を伝えます。機能が更新されるのもエアロビートの特徴のひとつです。